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カーボン入門のカーボンの違い

カーボンの違い

先の「カーボンとは」では「カーボンの同位体」と「カーボンの同素体」を紹介致しました。
カーボンという材料は、携わられる分野により全く違う材料であり、違った特性を持ちます。
「カーボンの違い」では、黒鉛グラファイトとCFRPの違や、その他のカーボン素材を紹介します。

CFRPとグラファイトの違い

CFRPとは

CFRPは「Carbon Fiber Reinforced Plastics」の略語です。
炭素繊維強化樹脂が直訳で、炭素繊維で強化したプラスチックです。
基材がプラスチックですので軽くて熱に弱いです。
参考に鉄の比重が7.8g/cm³に対して、CFRPは1.5~1.7程度g/cm³の1/5程度しかありません。
強度が余りないプラスチックを、丈夫な炭素繊維で強化をし、複合させる事で薄くて軽くても強度を確保する事ができます。

CFRPの参考画像
CFRPの参考画像

グラファイトとは

グラファイト、黒鉛、ブラックリード、石墨は全て同じ、カーボン材料を指しています。 グラファイトは石油や石炭が原料です。石炭を粉砕して粉にした後、コールタールピッチなどをバインダーにプレスをし一塊にします。
その後、約2,000~2,800度の高温で焼いた炭の塊がグラファイトです。 焼き物ですので、陶器や食器などと同じセラミック材料になります。
焼成温度が2,000度を超えているため、使用される温度域も千数百度を越える高温の場所で使われる事が多いです。
グラファイトの比重は1.7~1.8g/cm³です。

グラファイトの参考画像
グラファイトの参考画像

その他のカーボン材料・原料

カーボンブラック

工業的に作り出された煤(スス)をカーボンブラックといわれています。
カーボンブラックは、それ単体で使われる事は少なく、目的となる製品の原料や配合剤として使われています。
単に色をつける目的や、カーボンの特性を付加させる目的で使われます。

カーボンブラックの参考画像
カーボンブラックの参考画像

CCコンポジット

CFRPは「プラスチックを、炭素繊維で強化」している材料で、主材料(基材)がプラスチックです。
CCコンポジットは「黒鉛グラファイトを、炭素繊維で強化」している材料です。
主材料(基材)が黒鉛グラファイトですので、耐熱性が高く、金属に比べ軽い材料です。

CCコンポジットの参考画像
CCコンポジットの参考画像

カーボンの違いでは「CFRP」と「黒鉛」の違いを紹介させていただきました。
カーボンでも自動車部品などに使われるカーボンと、産業用のカーボンでは材料が違います。
次の「黒鉛とは」では、弊社のメインの取扱い材料の黒鉛の原料や用語などを紹介致します。

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